Triggerが発火したときに発生させるイベント(変化)のこと。
目次
Actionの種類
Actionには大別して2つの種類がある。
Discrete Action
Triggerが発火あるいは終了する瞬間に発動するActionをDiscrete Actionと呼ぶ。
Transition Action
スライダー(Float値)に無段階(シームレス)変化をもたらすActionをTransition Actionと呼ぶ。
Actionの設定方法
Actionをつかってできることは、基本的にVaMでできる操作全てである。「スライダーの値を変える」「トグルにチェックをいれる」「ボタンを押す」など、普段自分で自力で行う操作をActionとして自動化できる。
全ての操作をActionとして設定できるということはつまり、種類がとても多い。これを一覧するととてつもない量になってしまうので、目的の操作を段階的に見つけていくような仕様になっている。
目標である「操作」の部分はReceiver Targetという。
Receiver Targetを見つけるための段階としてReceiver AtomとReceiverというグループ選択が必要なる。
Receiver Atom
Receiver Targetは必ず何かのAtomに属している。
手動で操作を行うときには何かしらのタブなどでボタンやスライダーを操作するが、そのUIには必ず親となるAtomが存在する。そのAtomを指定するのがこのReceiver Atomである。
Main UIから操作する部分などの、どのAtomにも属さなそうなVaM本体に関わる操作に関してはCoreControlに含まれている。また、自分の視界に関係する部分は[Camera Rig]に含まれる。
Receiver
Atomが持っている要素を全て羅列するだけでも量が多いので、操作の分野ごとにReceiverというグループ分けがされている。
この分け方は開発者の都合に依存しているため、末端のユーザーが想像できないようなグループわけがされていることが多い。
Receiver Target
Receiver Targetは、普段操作しているボタンやスライダー、トグルなどに相当する。UIの名前と同じ名前ならいいのだが、ほとんど場合違う名前が与えられている。
例えば、Auto Expressionというトグルに相当するReceiver Targetは「enabled」という名前であり、直感的に全く一致しない。
目的のReceiver Targetを見つけるコツ
この用語集では、それぞれのUIの用語ページにActionの探し方が記載されているので参考にしてほしい。(優先度が高いものや目についたものから情報を追加しているのでないものも多い)
使っているうちに覚えてきて、クセがわかればそれほど苦戦しなくなるので慣れていこう。
自力で見つける方法としては、Receiverの検索欄(フィルター)に関連しそうなキーワードを入力して検索し、関連ありそうなReceiverを片っ端から漁る。これが一番着実である。
PluginのUIを変更する
Custom UI内のスライダーの値などを変化させたい場合は、Receiverのフィルターでpluginと打てば、plugin#~というPluginの名前が入ったReceiverが表示される。その中で目当てのPluginをさがそう。
表示されるPluginの名前も、ユーザーにとって馴染みあるcsファイルやcslistファイルの名前と全くことなることもあるので注意。
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