VaM1.18.1.4がリリース。更新内容と、アップデートするべきでない理由

VaM1.18.1.1からいくつかのバグフィックスや機能追加の行われた1.18.1.4がリリースされました。また、ベータの文字も外れました。

内容は主にヘアメイクに関するものです。予め言っておくと、まともに使えなくなったので、アップデートはおすすめしません。

VaM1.18.1.4更新内容

以下はPatch Notesを意訳し、掲載順の変更やより詳細な解説を追加するなどの編集を加えたものです。

機能追加

トリガーによるヘアツールの強度のアナログ入力が可能になりました。

VRモーションコントローラーのトリガーは、ツールをつかんだときにヘアツールの強度を制御するようになりました。トリガーは、0の強度をツールのUIで設定された値に変更します。ツールが髪の真ん中にある場合、非常に正確な制御と非アクティブ化が可能です。

今までメニューでのOn/Off・Strength:0/1などで髪に毛に重ねていましたが、それがコントローラーのトリガーでできるようになりました。

トリガーでツールを手に取る=トリガーに入力されている状態となりますので、常に効果が発揮してしまいます。グリップボタンによるホールド(Oculus)あるいは親子付などで手に貼り付け、トリガーを自由にして追加いましょう。

新しいヘアスタイルモードパラメータ

ヘアプルの強さをアップします。すべてのツールで使用され、髪のより低い部分への変更が髪のより高い部分を引っ張る量を制御します。これにより、スタイリングツールのオプションが大幅に増えました。

以前は毛先にツールをあてても根本にまで影響がありましたが、この新しいパラメータを操作すれば、髪の根本方向にどれだけ影響を与えるかを設定できます。

根本にツールをあてると毛先には100%影響が伝わります。あくまでも毛先にあてたときの根本への影響の程度を操作するものです。

微調整

一般的なスタイリングツールの改善

よくわかりませんが、各ツールの挙動が変わりました。

VRにおいてはツールの判定が非常に曖昧で、意図したところだけにツールを当てるのが難しいことは改善されていません。

CutツールとGrowツールの挙動を改善

CutツールとGrowツールを使っとき、元の髪を状態が維持しやすく改善(以前はCutすると髪が縮れ、Growすると毛根から広がるような影響があった)

Growツール使用時、なぜかCutの効果が発生するバグに遭遇しました。(VR)

「Generate Hair」ボタンの挙動変更

今までは前回のKeep Style時の変更が完全再現される仕様で、ボタン名とは用途が全く異なっていたのですが、それが名前通りの機能になりました。

以前の「Generate Hair」ボタンの効果は消失しました。もっとも使用頻度の高いボタンだったので、操作が少し面倒くさくなりました。

スタイルモードでの物理の変更

PhisicsタブでSim Enabledのチェックをオフにしても、スタイルモードでは常に物理シミュレーションが有効になるようになりました。

より短くカット可能

最短の長さが変更されました。丸刈りなどがより短い長さでできるようになりました。

Scalp Mask Editで、ワイヤーフレームを表示するように変更

Scalp Maskの編集で、頂点の選択を支援するメッシュのワイヤフレームが表示されるようになりました。髪の毛を生成するには完全な三角形が必要であるため、これは単一のストランドエリアに役立ちます。

ストランドの位置を正確に

スタイルモードは、シミュレートされたすべてのストランドをシミュレートされた位置に正確にレンダリングするようになりました。

今までは毛根に付き1本のストランドだけが描画されていましたが、すべて描画されるようになりました。どの毛がどの根本から生えているかかなりわかりにくくなりました。(Spread DetailのRoot, Mid, Tipを1,000にすると回避できます。)

いくつかの毛根が頭皮に埋もれます。よって全く正確でなくなってしまいました。

また、バグ毛根から映えるストランドの当たり判定は、レンダリングされている位置とはズレているようです。つまり、レンダリングされているストランドにツールを当てても効果を与えられません。つまり、厳密なヘアメイクができなくなってしまいました。(Spread DetailのRoot, Mid, Tipを1,000にすると回避できます。)

UID名付け規則の変更

新しく作成された衣服と髪のアイテムは、UIDの競合を防ぐために、作成者名とストア名からUIDを作成するようになりました。

UIDとは、コントロールの開いたとき右上に出るAtomにプレイヤーがつけられる名前です。髪にはコントロールがないのでプレイヤーが目にすることはありませんが存在しており、競合を起こすバグがあったようです。

UID競合のバグの例外検知

髪と服のクリエーターは、UIDが利用できない場合、エラーが返され、保存できないようになりました。

バグフィックス

  •  Long Straight (Old) hair(Sim V2)を修正
  • 位置/回転ハンドルの消失を修正
  • スカルプマスクの編集モードとスタイルモードが、髪の無効化または破壊時に適切に終了するようになりました(一部のケースではするようになってません
  • ヘアスケールの問題を修正
  • アイテムを保存した後、新しいアイテムの作成ボタンが残る問題を修正
  • 名前フィールドの変更が発生したため、新しいアイテムの作成ボタンがライブ更新されない問題を修正しました
  • スタイルモードのRoot Radiusが機能しない問題を修正
  • Pullツールが特異点に引っ張って髪を破壊する問題を修正
  • スタイルモードから通常モードへの切り替え間で髪が成長する問題を修正(髪が重力によって伸長することがなくなりました)
  • 多くの場合、トラッカーの所持が機能しない問題を修正

アップデート方法

VaMルートディレクトリにある「VaM_Updater.exe」を起動しパッチを当てることができます。マイナーアップデートなので、1.18のキーを所有していれば、あらたにキーは必要になりません。

1.18.6での追記

上記の症状が改善される様子も、コミュニティで問題報告される様子も一向になかったので色々試行錯誤したところ、問題を回避する方法がわかりました。

Style Mode下では、Spread Detailの各項目がバグっています。

Spread DetailのSpread Root, Spread Mid, Spread Tipをそれぞれ1.000意外の数値にすると、ストランドが実際に生成される髪と乖離します。

スタイリング中は1.000にしておき、完成したら再度調整することで、二度手間ではありますが問題を回避することができます。

これで気兼ねなくアップデートできることと思います。一時はどうなることかと思いましたが、結果としてとても使いやすくなりました。