Stateのうち、親に追従させる設定のこと。いわゆる親子付け状態。Targetが紫色の更新のようなマークになる。
StateをParentLinkにした時点での、親との絶対的な距離や角度の関係が保存され、維持されるようになる。親が設定されていない場合や存在しない場合はOnと変わらない挙動になる。
Select Link To From Sceneを使うと、一度の操作で親の選択をしつつ、子のStateをParentLinkに設定できる。
ParentLinkの状態ではMoveタブの数値調整ボタンが機能しなくなる。
なお、ControlのPhysics(またはPhysics Control(Tab))にあるLink Position Springなどの「Link ~」という名のスライダーはPhysicsLinkの際に有効になるスライダーであり、ParentsLink時には無効なスライダーである。
親をControlにするかObjectにするか
なにかのControlを親子付けする際に、Link To Atomで親にしたいAtomを選択したあとで、Link ToでControlとObjectどちらを選べばいいのか迷うだろう。(普通のAtomならcontrolとobject、Personの場合はheadControlとheadなど)
メガネをかけさせたい場合などは、Object(head)を親にすることで、頭の動きに追従させることができる。このときControl(headControl)を選んでしまうと、頭のオブジェクトが身体側の強いSpringに引っ張られたときに、眼鏡と頭がずれてしまうという問題に遭遇する。
あくまでもメガネをかけさせるときなどの場合の話で、Controlを親にしたほうが都合い場合もある。上手に使い分けよう。
使用例
- CUAのメガネをPersonに掛けさせる
- おっぱいを手で隠し続けさせる
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