「Hubでリソースを拾ってきたけどうまく読み込めない!」という方は、今一度Virt A Mateでどのように各データが扱われているかを理解しておきましょう。
この記事を通してVaMのディレクトリ構造を把握すれば、迷いなくデータを配置することができるようになります。
なお、リソースを入手する方法はこちらの記事で解説しました。
目次
Packageについて
Hubで入手するデータはほぼ全てPackage(.var)です。追加方法などは用語ページを御覧ください。
VaMのディレクトリ構造
Package以外のリソースは適切な場所にデータを配置する必要があります。
よく使うルート直下のフォルダ群を解説します。見出しはそのままフォルダ名を意味します。
AddonPackages
Packageを配置するためのフォルダ
Saves
Savesには主にPreset以外のセーブデータが含まれます。
scene
Sceneの用語ページを参照ください。
screenshots
撮影したスクリーンショットはここに保存されます。
その他
レガシーなセーブ
Saves直下のAtomの名前のフォルダの中には、それぞれで保存したレガシーなセーブデータが収納されています。
Pluginのセーブデータ
一部のPluginは、そのPlugin専用の設定値などを保存したデータをSaves下に保存するようになっています。
Custom
Customには、Package化されてないリソースの中身や、保存したPresetのデータが収納されています。
Assets
Assetを収納しているフォルダです。
CUAのAsset(Tab)でSelect File...を押した際には、このフォルダが開きます。
ルートフォルダ直下の「Assets」は無関係のフォルダです。「解凍先間違えたか?」と消してしまわないように注意してください。
Atom
このフォルダ直下のAtom名のフォルダにそれぞれのAtomのPresetや、リソースとしてのTextureなどを収納されています。
Personに関係するほとんどのリソースもここに含まれています。(e.g. Morph)
Materialからテクスチャを読み込む際は、Custom/Atom/Atom名/Texturesが開きます。
Hair
髪のデータやPresetが収納されています。
Clothing
服のデータやPresetが収納されています。
Images
画像を収納しておくためのフォルダです。ImagePanelなどで画像を読み込む際にはこちらのフォルダが開きます。
Scripts
Pluginのファイルが収納されています。
Sounds
音声ファイルが収納されています。
Scene AudioでBrowseを押した際にはこのフォルダが開きます。
普通にプレイしていて触れる機会があるのは上記のフォルダで以上になります。
各データの読み込み方
配置したデータを読みこむ方法はデータごとにバラバラです。
Scene
Sceneを参照。
外見
リソースとして持ち込んだ外見データには複数通りの読み込み方があり、クリエイターの裁量できまっています。
基本的には、Appearance PresetsまたはLoad Lookで読み込みます。
またそのキャラが配置されたSceneが用意されていることがほとんどで、Sceneのみの場合も多いです。
Sceneのみが用意されていてAppearance Presetsが用意されていない場合は、そのままでは他のSceneに呼び出すことが出来ません。
まずはSceneを読み込んでそのキャラクターのApperance Presetsを保存して、呼び出したいScene側で読み込みましょう。
Asset
Asset(Tab)を参照。
Plugin
Pluginsを参照。
Hair/Clothing/Morph
Personのcontrolの各タブに追加されます。ただし、MorphはVaMの再起動またはHard Resetが必要です。
Texture
Texturesを参照。
CustomUnityAsset
CUAを参照。
VaMで見られる拡張子
VaMには独自定義の拡張子が何種類かあります。
.var
.varはAddonPackagesの拡張子です。
.vab
服/髪のメッシュのデータかと思われます。他のエディタ等で開くことはおそらくできません。
.vaj
JSON形式のデータで、服/髪の物理情報やマテリアル情報が書かれています。
.vam
JSON形式のデータで、服/髪アイテムのVaM内での表示名や作者の名前が書かれています。
.vap
Presetsで各種パラメータを保存した際のデータです。JSON形式。
いかなる追加データであってもatomはプリセットで入っているもの以外増えることはありません。
追加データとしていろいろなオブジェクトがありますが、それらの大半はCustom Unity AssetというAtomを追加して読み込む、assetbundleという拡張子のファイルです。
ご返信ありがとうございます。理解いたしました。そのような違いがあったのですね。CustomUnityAssetのファイルは見つけているのですが、これをゲームのシーン内に追加するにはどのように行うのでしょうか?聞いてばかりですみません。。
初めまして。髪型の追加データを入れようと思ったのですが、解凍したフォルダの中にCustomとmeta.jsonの二つが入っていました。このmeta.jsonというものはどのようにすればよいのでしょうか。
解凍したファイルはおそらくvarというファイルで、AddonPackagesフォルダに配置するものです。rarとして解凍できるために解凍してしまったようですが、そのままの形で配置するれば大丈夫です。
ご返信ありがとうございます。各フォルダをよく見るべきでした。お手数お掛けしました。ありがとうございます。
AddonPackagesが新しいシステムなので、この記事で触れられていませんでした。混乱誘ってすみません!
どなたか知っていたらで構いませんので、VAM起動後、 (キャラクターの関節部分を選択して表示される) UIメニューの左側一番下の [Skin Select] で選択できる Male、 Female それぞれのデフォルトのテクスチャの場所は、どこにあるのかご存知でしょうか?
少なくとも自分が調べた限りでは、 .jpgなどの生の画像ファイルでは配置されているところは一切見当たりませんでしたので、おそらくは、VAMルートフォルダ配下のどこかにある .varファイルなどにパッケージングされたものの中にあるのでしょうが、AddonPackagesフォルダを見てもそれらしいものが見当たりませんでしたが、よく考えてみると初期ファイルですので、[Skin Select] で選択できる Male、 Female それぞれのデフォルトのテクスチャというのは、追加ファイルではなく、初期ファイルですので、AddonPackagesフォルダの中には無いのかも知れません。他のフォルダも探してみたいと思います。
また、何かアドバイス頂ければ幸いです。
ご察しの通り、Base FemaleとBase MaleはAddonPackagesではありません。
VaMルートフォルダ\Custom\Atom\Person\Textures\の中のFemaleBaseとMaleBaseで当該テクスチャを見つけることができます。
ご返信いただきましてありがとうございます。
失礼致しました。
肌のザラザラ感やホクロの位置など
テクスチャの詳細を確認したところ、
UVはFemaleBaseを参照しているモデルもあるようですが、
どうもテクスチャ自体は、そちらではない別の場所から個別に参照している様です。
例えばですが、
Female 15
Izarra
UV: Female Base
こちらの場合、どちらにあるかご存知でしょうか?
こちらに記述がありますのでごらんください。
https://vamjapan.com/memorandum/#i-14
ご返信頂きましてありがとうございます!
確かに、Base Femaleのテクスチャは、確認できましたが、それは1つのパターンだけです。 [Skin Select] にある白人・黒人・アジア人・ラテン系などの肌のテクスチャの豊富なバリエーションは確認出ませんでした。
それぞれのテクスチャを確認したところ、やはり種類は、BaseFemaleのテクスチャ1つを読み込んだものではなく、ぞれぞれが全然違うものを使用されております。
各テクスチャの違い
https://imgur.com/0EZfXwa
>VaMには本体に人物モデルや服、オブジェクトなどがありますが、それらのデータはリソースファイルとして梱包されており、取り出すことはできません。
取り出すことが出来ないんですね・・・。残念です。
場所がわかればなんとかなるのかなと思ったのですが、これらのデータはリソースファイルというカテゴリにあるデータのようですので、参照自体が出来ないというのは、残念ですね。
はじめまして。1週間ほど前からvamの無料版でキャラクリを遊んでいる者です。
デフォルトでvamに入っている髪型以外でも遊びたいと思い、vam hubやboothなどから無料のHairやClothingを複数ダウンロードし、落とした.varファイルをルートフォルダ内の「AddonPackages」ファイルに入れたのですが、personのClothingタブを見てもHairタブを見ても入手した髪型や服装が表示されません。Creator Fillterや並べ替え、右上のチェックボックス(Custom OnlyやSim Onlyなど)を色々いじっても出てきませんでした。
もしかしてHairやClothingなどでプリインストール以外のリソースを使用できるのは有償版からの機能なのでしょうか?それとも何か操作を飛ばしているのでしょうか。有償版で解禁される機能について自力でも調べたのですがよくわからず… バージョンは1.20.7.9です。初歩的過ぎる質問で申し訳ありませんが、ご回答くだされば幸いです。
連投失礼します。バージョン名を入力し間違えてしまいました。正しくは1.20.77.9です。
teaserに加入したら無事解決しました。teaserでできること、ソフト内からvam hubにアクセスすることくらいだと思っておりました…初歩的すぎる質問失礼しました。
7日のご質問見逃してしまっておりました、ごめんなさい><
解決されたようでなによりです。