「滑らかに表情を変える」「ゆっくり光源を明るくする」などの連続的な変化をもたらすActionの総称。
小分類
連続的な変化をもたらすAction全体をTransition Actionと呼ぶが、これらをさらに2つに大別できる。
Transition Action
Discrete Actionを作成可能なTriggerでは、それらと区別してTransition Actionと表記される。
その他
Discrete Actionを作成不可能なTriggerでは、専用の名前で表記される。(e.g. Volume Action, Variable Action)
特別な事情がない限り、当サイトでは総じてTransition Actionと表記する。
選択可能なReceiverTarget
Transition Actionsに登録することのできるReceiverTargetはスライダーの値(Float)だけである。
たとえばAuto ExpressionsのようなトグルはTrueとFalseという値しか持たず、中間がないなので連続的な変化の対象にはならない。
仕組み
Transition Actionsを作成可能なTriggerは、連続的な変化に対応する二つの「状況」を持ち合わせている。ここでは「状況A」と「状況B」とする。
Receiver Targetとして選択したFloatに、「状況A」に対応する初期値(Start)と、「状況B」に対応する終了値(End)の2つの値を定義する。これにより状況Aから状況Bに変化する過程と、定義したFloat値の変化が同期される。
状況の例
状況は各Triggerによってことなる。
Scene AnimationのTriggers
Triggersでは開始時間から終了時間までの時間に対応するTransition Actionsを作成できる。
時間の始まりが状況A、時間の終わりが状況B。
LookAtTrigger
Look At TriggerではActivation TimeおよびDeactivation Timeに設定した時間に対応するTransition Actionsを作成できる。
見た瞬間が状況A、見てからActivation Timeに設定した時間経過後が状況B。あるいは、目をそらした瞬間が状況B、そらしてからDeactivation Timeに設定した時間経過後が状況A。
UISlider
Slider Triggerではスライダーの左端と右端に対応するTransition Actions(Variable Action)を作成できる。
つまみが左端で状況A、つまみが右端で状況B。
Volume Action
Audio Source, Head Audioでは、再生される音声の音量に対応するTransition Actions(Volume Action)を作成できる。
最小音量が状況A、最大音量が状況B。
VariableTrigger
Variable Triggerでは、Trigger Valueに対応するTransition Actions(Variable Action)を作成できる。
Trigger Valueが0.000が状況A、1.000が状況B。
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