VaMのSceneに動的な変化を与える機能のこと。
TriggerによってSceneの可能性を無限大に拡張することができるようになる。
動的な変化とは
動的な変化とは、「~したら~する」というような、何かしらの「きっかけ」をもとに変化が起きることである。
Triggerという言葉は「きっかけ」の方をさし、変化のことをActionという。
Trigger(きっかけ)
Triggerには以下のようなものがある。
- スイッチをおしたとき(Button Trigger)
- 注視したとき(LookAtTrigger)
- 触れたとき(CollisionTrigger)
- Animation Current Position (in seconds)が10.00になったとき(SceneAnimation)
このような「〇〇したとき」のような点のきっかけをイベントと呼び、イベントが発生することをイベント発火という。
これらはVaM標準の機能だが、Pluginを駆使するときっかけ自体を増やすこともできる。
Action(起こる変化)
Actionとして設定できるものは、VaMで出来ることほぼ全てが当てはまる。自分が手動で行っている操作を自動化出来ると考えてよい。
代表的なものに以下のようなものがある。
- 感じてるリアクションをさせる(音声を再生する、アニメーションを再生する)
- クチュ音をならす(音声を再生する)
- 表情を変化させる(Morphを変化させる)
TriggerとActionの組み合わせ
きっかけに対して自由なTriggerを組み込むことができるので、出来ることは実質無限になる。(高度なものほど手間はかかる)
きっかけとTriggerの組み合わせとして以下のようなものが挙げられる。
- おっぱいをさわったときに抵抗させる。(CollisionTriggerとアニメーションの再生の組み合わせ)
- 一定の間隔以上のペースで膣奥を突き続けたときに絶頂するようにする。(DeeperVaginaTriggerとPumpTriggerとAnimationTriggerと、音声やアニメーション再生の組み合わせ)
とにかく手間さえかければ非常に自由度が高い動的な変化を起こすことができる。
Triggerの設定方法
Triggerは基本的に特定のAtomのControl内などにある、Trigger名(CollisionTriggerなど)のタブ内にActionを追加していくことで作り進めていくことになる。
ここではCollisionTriggerを例に解説する。
CollisionTriggerのcontrolにはCollision Triggerというタブがある。このタブでActionを追加する。
Collision Trigger、Actionは「Start Actions」、「Transition Actions」、「End Actions」の3種類に分けられる。
この内、Start ActionsとEnd Actionはスイッチのオンオフやアニメーションの再生開始といった離散的(中間という概念がない)Action(Discrete Action)を追加できる。
Transition Actionsでは、0.00~1.00といったスライダーの値などの段階的なAction(Transition Action)を追加できる。
Triggerが発火した瞬間に起動させたければStart Actions、Triggerの判定が外れた瞬間に起動させたければEnd Actionsに追加する。ここではStart Actionsですすめる。
Start Actions内でAdd Discrete Actionを押すと、Actionを追加できる。追加されたActionのSettings...でActionの内容を決める。詳しくはActionの項目を参照。
Actionが設定できたら、あとはCollisionTriggerの網目状球体に、なにかCollisionを持つObjectを触れさせればActionが発動する。
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