調整した値などをプリセットとして保存する機能のこと。および、本機能でセーブデータの役割をするファイルのこと。
PresetsとPresetで表記ゆれがある。(Personに関するAtomは複数形で、それ以外は単数形)
Presets機能
Presets機能を使うと、調整した値などをセーブデータ(プリセットデータ)として保存することができる。
あくまでもセーブデータであり、数値や呼出す画像のパスなどを保存するデータであるため基本的に軽量。画像などのデータが複製されてしまうことはない。
基本的にどの機能でも、Preset Nameに名前を記入し、Create New Preset (あるいはOverride Preset) で保存し、Select Existing...からデータを探して読み込む。
AtomのPresets
全てのAtomはPreset(Tab)を持つ。ただしPersonとその他のAtomで機能がかなり変わる。
Personに関係するPresets
Personでは人物の外見全体のPresets、髪のPresets、ポーズのPresetsというように、部分ごとにPresets機能が用意されている。
Personに関係するPresets一覧
General Presets | シーン内における座標を含む、全要素の保存 | タブ内の各トグルで、Pose、Physics、Appearanceをそれぞれ除外するかどうか選んで保存できる。 |
Appearance Presets | 外見に関わる全ての保存 | Physics周りのパラメーター(おっぱいの重さとか)も含まれる。 |
Pose Presets | ポーズに関わる要素の保存 | タブ内の各トグルで、ポーズのどの部分を保存するかを選択できる。 |
Animation Presets | アニメーション(※)の保存 | Animationタブ内の設定値が保存される。※ Scene Animationで記録したモーキャプデータなどは一切保存されない。(Sceneのセーブと紐付いている) |
F Breast Presets / F Glute Presets | おっぱいとおしりの物理設定の保存 | General PresetのPhysicsとはこれらのこと。 |
Skin Presets | 肌の設定の保存 | 選択されているSkinや、読み込んだテクスチャなどを保存する |
Plugins Presets | 読み込んだPluginやその設定値の保存 | 頻繁に使うPluginのセットなどを保存するとはかどる。 |
Morphs Presets | Morphの保存 | タブ内の各トグルで、Pose Morph、それ以外のMorphをそれぞれ除外できるかどうか選んで保存できる。 |
Hair Presets | 髪のコーディネート全体の保存 | 補足なし。 |
Clothing Presets | 服のコーディネート全体の保存 | 補足なし。 |
なお、General Presetsとして保存しておいてHair Presetsから読み込むことでHair Presetsとして読み込むことが一応できる。Hair以外のPresetsも同様。
ただし、Select Existing...からブラウジング出来る範囲がHair Presetsフォルダ以下に限定される仕様のため、ファイルをあらかじめ移動する必要がある。つまり実用的な使い方なTipsではない。
髪単体、服単体のPresets
髪や服はそれぞれのPresets機能を持つ。ここでは服を例に説明するがHairも同様。
Clothingタブ内の各服にはCustomize機能があり、ここで設定した内容を、「その服のバリエーション」といった要領で保存できる。
CustomizeのUIのPreset / Customタブから利用する。
また、Clothing Creator内で製作中でも保存と読み込みができる。機能を使うには、Store Name等が入力され、一度保存されている必要がある。
Person以外のAtomのPresets
人物を除くAtomではcontrolのPreset(Tab)から機能を使用できる。
Scene内での座標を除く全てのパラメーターが保存される。座標はControl(Tab)内のSave Pose / Load Poseを使用する必要がある。