最新のバージョンは1.20.77.3です。
2020年3月19日より、既存のアップデータ(VaM_Updater.exe)に問題が発生したため、VaMがアップデータから更新できなくなりました。
新しいアップデータをダウンロードし、既存のものと置き換える必要があります。下記のリンクからダウンロード可能です。
https://1497387886.rsc.cdn77.org/Release/VaM_Updater.zip
ダウンロードしたzipを解凍し、VaMのルートフォルダ(VaM.exeがあるフォルダ)に配置します。この際配置する場所が正しければVaM_Updater.exeを上書きするか尋ねられるので、そのまま上書きしてください。
初回起動時、Windowsのセキュリティ機能が発動します。
最初は実行しないというボタンしかありませんが、詳細情報をクリックすることで、実行ボタンが表示されます。
実行を押すとアップデーターが起動します。
以前のアップデータと使用面での仕様変更はありません。右下の緑のボタンで最新版へのアップデートが開始されます。
なお、Beta版が最新の場合は、「Beta Opt In」にチェックをいれることでBeta版へのアップデートが可能です。
3月19日8時現在、パッチノートの更新はありませんが、1.19.0.5へのアップデートが可能です。
1.19の詳細についてはこちらから確認可能です。
Windows7での問題
新しいアップデーターの通信規格(TSL1.2)と、Windows7の標準の通信規格(TSL1.0)が違うため、Windows7ではアップデーターがエラーを起こします。
これはセキュリティに問題がある古い通信規格(TSL1.0)を廃止するという世界的な流れを汲むものです。
通信規格を設定することで、Windows7でもアップデーターが使用可能になります。
また、VaM1.19以降のPackage機能での通信にもTSL1.2が必要になるので、Windows7を利用している方は設定しておきましょう。
Windows7でTSL1.2を有効にする方法
まず、下記リンクを参考にWindows 7アップデートを適用してください。
完了後、Windowsレジストリエディタを起動します。
Winキー+Rを押してファイル名を指定して実行を表示させ、regeditと入力してレジストリエディターを起動します。
レジストリにこのエントリを追加して、TLS 1.2を有効にします。
レジストリの場所 | HKEY_LOCAL_MACHINE \ SYSTEM \ CurrentControlSet \ Control \ SecurityProviders \ SCHANNEL \ Protocols \ TLS 1.2 \ Client |
名前 | DisabledByDefault |
データ |
0 |
レジストリの場所はウィンドウ左のファイルツリーで、HKEY_LOCAL_MACHINEから順に選択していきます。
Protocolsの階層まで行ったところで、Protocolを右クリック「新規→キー」をクリックし、新しいキー #1を追加します。
新しいキー #1が追加されたら、新しいキー #1を右クリックし、名前の変更からTLS 1.2にリネームします。(半角スペースを挟むのを忘れずに!)
TSL 1.2を右クリックし、「新規→キー」して同様の操作で新しいキー #1をClientにリネームします。
Clientを右クリックし、「新規→DWORD(32ビット)値」をクリックして、DisabledByDefaultという名前のDWORD値を作成します。新しい値 #1という名前の値ができた場合はリネームしてください。
値は元から0なので、あとはWindowsを再起動すれば設定完了です。